スペック・価格・発売日
OS | Android 11 |
CPU | Dimensity 1200 |
RAM/ROM | 8GB-12GB / 256GB |
メモリ規格 | LPDDR4X / UFS 3.1 |
ディスプレイ | 6.55インチ / FHD+ / AMOLED / 90Hz |
カメラ | 50MP / 8MP / 2MP (広角/超広角/マクロ) |
インカメラ | 32MP |
バッテリー / 充電速度 | 4500mAh / 65W |
生体認証 | 指紋認証 / 顔認証 |
重量 | 180g |
防水防塵規格 | 非対応 |
対応バンド 5G | n1 / n28 / n41 / n77 / n78 |
対応バンド 4G | B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B28 / B34 / B38 / B39 / B40 / B41 |
対応バンド 3G | CDMA BC0 / B1 / B2 / B3 / B5 / B8 |
Antutu ver.9 | 700,000点 |
価格 | 67,000円~ |
発売日 | 2021年 12月3日 |
Reno 6 Proと同じSoCを搭載

OPPO Reno 7 Proでは、先代のReno 6 Proと同じくDimensity 1200を搭載しています。
ただ、性能はグッと良くなっていて、Antutuスコアは70万点ピッタリ。
Reno 6 Proよりも5~8万点ほどスコアが高くなり、同じSoCと言ってもそこそこな性能差はあるようです。
ディスプレイは微妙

Reno7 Proは6.55インチのAMOLEDディスプレイを搭載、リフレッシュレート90Hzをサポート。
他のハイエンドだと120Hzに対応しているのが当たり前ですが、Reno 7 Proはそれらよりも30Hz低い数値。
また、最大輝度は920nitまでしか対応せず。これもまた、他のハイエンドスマホに比べて300~600nitsほど低いです。
(最大輝度は高ければ高いほど、明るい場所でも画面が見やすい)
さらに、表示できるカラーは8bit (1670万色) まで。
最近のハイエンドは10bit (10億色) 対応の機種が多いですから、カラーの面でもReno 7 Proは微妙と言えます。
カメラ性能も低い

リーク情報だと、Reno 7 Proのカメラ性能はReno 6 Proを大きく上回ると言われていました。
実際のところ、Reno 7 Proは50MP(広角)+8MP(超広角)+2MP(マクロ)のトリプル構成。
超広角・マクロの2つは完全におまけレベルの性能で、センサーサイズはかなり小さく、低照度性能は相当悪いです。
メインカメラにはSONY製イメージセンサーのIMX766を搭載。
センサーサイズ1/1.56インチ、ピクセルサイズ2.0μm (ビニング時) と、そこそこなハードウェアスペックを持っています。
イメージセンサー自体は悪くないのですが、Reno 7 ProはOISを非搭載。
OISはほとんどのハイエンドスマホで採用されている手振れ補正システムですが、Reno 7 Proはコストカットのためなのか非搭載。
正直、OISが無い癖に6.7万円は高すぎです。これなら、値段の下がっているReno 6 Pro+を買ったほうが”圧倒的”に良いですね。
インカメラにRGBWカラーフィルター搭載

Reno 7 Proは世界初、インカメラにRGBWカラーフィルターを搭載。
RGBWは一般的なRGGBよりも多くの光を取り込むことができ、低照度性能の向上が期待できるほか、色再現性も高いとのこと。
まとめ:Reno 7 Proはあまりにも微妙
Reno 7 Proは、Dimensity 1200・IMX766・RGBWなど、スペック自体はそこまで悪くない性能があります。
とは言え、いかんせん値段が6.7万円ですから、価格から考えればだいぶ微妙な性能。
特にカメラ性能が酷く、せめて超広角カメラは12MPか13MP、メインカメラはOISを搭載してほしいところです。
参考 : www.oppo.com